テント(TENT)の選び方
山道を歩く時間よりも、テントの中で休憩、仮眠を取る時間の方が圧倒的に長いです。天候が悪い時の雨や風を凌ぐための、テントの使用素材や構造は重要。また季節に合わせたもの持っているのもありかと思います。また居住性が高いものは、当たり前では御座いますが快適でテント内で過ごすことは可能ですが、重量が非常にネックとなる。

①前室
フライトシートとインナーテントの間に出来る使い勝手がよいスペース。メインの部屋の手前にある場所。雨よけにもなり、ブーツなどを脱いで置けるので便利です。ある程度、広ければ広い方が便利ではあるが、その分重量は増えることになる。中級者以上の方は、前室なしのシングルウォールなどのアイテムを使う方もいます。
②フライトシート
生地によって防水性、耐水圧は違ってきますが、日本のように湿気や雨が多い国で使うテントを選ぶなら山岳用テントで豪雨でも十分耐えれる。縫い目に防水テープなどで、縫製箇所をちゃんと処理をしてるかが重要ですので、きちっと見た方が良いです。最近のものはUVカットしてるものも発売されている。
③インナーテントの生地
メッシュ地と布地の生地とあり、メッシュ地は夏場は通気性が高く涼しく使えますが、春先や、秋には寒くて向いてない傾向となっております。その逆に布地のパネルは風を通しにくく、体感の温度が上がるようになっています。ただし夏場は暑くなる場合もあるので、季節や場所、環境におおじて使い分けるがおすすめ。
④パーツ
各部のバックル、ベンチレーターや張り網など使いやすさは細かな部分に左右はされる。適度な大きさや太さ、簡単に調節できるか?デザイン重視なのか?様々あります。すぐにダメになってしまうものもありますので、丈夫さもチェックポイントです。
⑤ポールと設営方法
テントを使用、持ち運び時などで一番破損が多いパーツがポールです。強度と軽量性を両方兼ね揃えたジュラルミン製ですが、細いものはやはり折れてしまうこともありますが、小型のテントなら十分。
設営方法は、現代では二分する、吊り下げ式とスリーブ式ですがどちらも簡単に設営できます。たまにポール構造が複雑になってるものがあり、時間がかかってしまうものがありますので、シンプルな構造になってるものがよいのでは。

テントの種類
・シングルウォール
フライトシートがない代わりに、テント全体に防水性を持っているタイプです。外部と内部を隔てる壁が1枚になっていますので、前室はできないが、ダブルウォールタイプよりも軽量と設営時間も早いものになっているものが多いの特徴で、中級者以上の方などはこちらをあえて選ぶ方も多い。
・ダブルウォール
雨、風を防ぐフライトシートと、居住空間部分のインナーテントと2つに分かれ、内部と外部が2枚の壁で仕切られる為、ダブルウォールと呼ばれます。フライトシートの下には前室の設置が可能な為、非常に便利です。シングルウォールよりも作業項目が多いので時間はこちらの方がかかります。
・自立製
ポールをテントと組み合わせることによって、ベグ(杭)を打たなくても勝手に自立して現状の形を保つ。弱点としては、ペグを打たないので風に対しては強度を発揮しないですが、どんな場所でもある程度のレベルで形を持ったままですので、現代のテントでは主流となってます。
・非自立型
自立型とは違い、ポールとテントを組み合わせするだけでは立体状態にはならず、ベグなどで固定して各自にテンションをかけてはじめてテントとしての形となります。しかしベグでしっかりと固定してるので、悪天候や風が強い日などには強い味方です。ポールの長さも短くなりますので軽量性にもつながります。
・吊り下げ式
テントのフロアの端などにポールの末端を差して湾曲させる。次にフックを使ってポール部分にテントを吊り下げる方式です。スリーブ式よりも色々なデザインの形が作れ、様々な形のものが各メーカーから発売させています。
・スリーブ式
インナーテントまたは、フライトシートに取り付けられてるポールが丁度入る長い筒状になってる筒袖にポールを通して、それからテンションをかけていき、テントを立体化するタイプがこちらになります。テントのデザイン(形)は決まってきますが、使い続けて慣れてきたら短時間でテントを設営出来ます。
・1ポール
名前の通りテントの中央部分に天井まで届く長いポールを立て、周辺にペグを打ち込み固定して立体化する。テントの面積のわりには軽いし、内部にはインナーテントやボトムシートなどを組み合わせることが出来ます。

テントのスペック
・収容人数
メーカーに違いはありますが、一般的なマットを何枚敷く事が出来るのか?っで判断します。ですが、当たり前では御座いますが、内部にものが増えると収容人数は減ります。多少で良いのでサイズのゆとりはあればあるほど良いです。
・重さ、重量
最新の各メーカーのテントならば、1人用のダブルウォールテントで約700g台で作られています。ただ耐久性や使いやすさがそれなりにある定番のものは1.5~2kgぐらいのものが多いです。ここから収容人数が増えるて行くと、1人当たりの重さは軽くなります。
・サイズ
テント内に座った時に天井部分に頭がつかないくらいが快適に過ごせます。テントの中に置く荷物が足元や頭に置くことを前提に設計されてるものは、縦長になっています。体の横、脇に荷物を置くものに関しては、横幅が余裕持って作られています。
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